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機動武闘伝Gガンダム

未来世紀(FutureCentury, F.C.)60年、各国コロニー間の覇権をかけてガンダムファイト第13回大会が始まった。主人公 ドモン・カッシュもその1人として、地球をリングにして他の選手たちと闘う。

しかし彼の真の目的は、祖国であるネオ・ジャパンを裏切り、アルティメットガンダム(デビルガンダム)を奪って失跡した兄、キョウジ・カッシュを探すということであった。

地球の環境は環境汚染によって大きく荒廃しており、人類の居住にはあまり適さない環境となっている。その為、世界の国家は宇宙空間にスペースコロニーを保有し、それを現在の本国としている。

人類でも指導者層などの者たちはこのコロニーへと移住しているが、移住するための資金が捻出できない貧困層を中心にまだ多くの者が地球上に取り残されている。このため、政治・経済・軍事などはコロニーの者たちが支配し、彼らは戦争の代替手段たるガンダムファイトによって破滅的な戦争を回避することで繁栄を謳歌する一方、地球に暮らす住民の多くは貧困層で、荒廃した都市に多くのスラム街が形成されているという、コロニー・地球間にかなり激しい地域格差の構造が作られている。

俗に「平成3部作」と呼ばれる、富野由悠季監督以外の手によって製作されたガンダムTVシリーズの第1作である。

『機動戦士Vガンダム』の次期企画として、再び新作ガンダムのオファーがあった富野はこれを拒否。火星を舞台にした宇宙世紀作品『ポルカガンダム』などが提案されたが、結局没となり企画が難航する。前作ではリアルタイプと同時に発売されていたSDタイプの商品が小学生に支持されていた[2]ため、本作はSDガンダムの持ち味を生かすことになった[2]。また当時の『ストリートファイターII』などの格闘ゲームと『ドラゴンボールZ』の流行から、バンダイは「ガンダムで格闘ものを」と制作サイドに要請した[3]。それを聞いた富野はスポンサーサイドの作品制作介入を防ぐため、「どうせやるなら次はガンダムでプロレスをやるんだからね、絶対それ以外やっちゃダメだよ」と指示。そこで「そんな馬鹿な事が出来るのは今川しかいない」という事で、今川泰宏に監督として白羽の矢が立った[4]。

世界の覇権を戦争ではなく、各国を代表する格闘家達が操るガンダムによる格闘技で争うという漫画的要素を持ち込んだ、これまでのシリーズとは一線を画す設定。また、キャラクターのディテールの作成に漫画家の島本和彦を起用している[5]。また今川泰宏から大河原邦男にメカデザインは「ヤッターマンみたいで」と指示された[6]。

従来のガンダムシリーズとのあまりの違いのためか、川口克己によると「放映スタートから、三カ月間は商売になりませんでした」というほどの不振に陥る。だが一方で当初の狙い通り小学生を中心とした新たなファン層を獲得し、さらに東方不敗を始めとするサブキャラが従来のファンに受け、彼らを呼び戻すことに成功した[2]。但し前半の不振が響き、年間トータル売上では前作と大差がなかった[7]。だがSDガンダムを活性化させるという相乗効果を生み出し、ガンダム関連商品全体の売上では前年を大きく上回った。このような経緯から、本作は宇宙世紀ガンダム世代とSDガンダム世代という年の離れた二つの世代の間で評価が大きく異なり[7]、ガンダムシリーズの中でも賛否両論の作品である。

大河原邦男は「『Gガンダム』があるから『W』があるし、『X』があるし『SEED』や『00』も生まれた」としている。

雑誌B-CLUB誌上では『機動闘士Gガンダム』との仮題で紹介されていた。また、その時点ではシャイニングガンダムを主役機ライジングガンダムとして紹介している
本作品の放送と前後して、講談社の漫画雑誌「コミックボンボン」にて、ときた洸一によるコミカライズ版が連載され、本編とほぼ同じストーリーで展開した。これは『Vガンダム』と違い、本作が小学生に理解できるものであるというボンボン編集部の判断によるものである。この判断は見事に当たり、コミック版はボンボン誌上でベスト3に入るほどの人気になる。さらにコミック版のファンがアニメに流れるという相乗効果も生み出した。また元々脚本の初期稿を使用していたことと、製作時期の関係上作画に難点があったことから、香港で発売された際に描き直しが行われ、日本でも2005年以降に発売されている単行本ではこちらが使用されている。

また、コミックボンボンの別冊である「デラックスボンボン」では、サイ・サイシーを主人公としたスピンオフ作品『機動武闘伝Gガンダム外伝~翔龍伝説~』が村上としやにより製作された。
あっさぶ スロン カーリー デブー ナックス デブリ タング バケツ スメア マンドリル シュテム アーム リッド ピエロ 南瓜 プラス シャンピ スタン ピッツァ いゆふぇく ライブラリー タジア ダンガ モック タイム クシン モッズ トリック ピンマイク 黒太陽 スナンサ ザニア パロール セージラ オーセン モービル ニシキギ ガスケット スラック ストック ジャガー リベンジ デカップ スペア キドニー ヤソウェ 上海慕情 イニシ きほく モラルレ

本放送中の1994年12月27日にはバンダイからスーパーファミコン用の対戦型格闘ゲームが発売された。ゲームの制作はパンドラボックスが担当。本放送中に発売されたこともあり、登場モビルファイターのデザインが細部で異なっており、放映で用いられたデザインではなく、企画段階のデザインが反映されている箇所が散見されている。また、雑誌などでの発表はされていたがテレビアニメ本編ではまだ登場していなかったライジングガンダムは登場するが、発売日の一月ほど前にアニメに初登場したノーベルガンダムは登場せず、デビルガンダムはゲームオリジナルのデザインとなっている。このゲームに登場した必殺技の名称の一部は後にテレビアニメ本編や関連ゲームに登場した。

本放送終了後には、角川書店から鈴木良武(五武冬史)による小説版が発売された。従来のロボットアニメの常識を覆した初代『機動戦士ガンダム』の小説版がアニメ版をさらに覆した作品になっているように、この小説版も「従来の『機動武闘伝Gガンダム』の世界観を覆す」必要に迫られ、テレビ版よりも高い年齢向けによりリアルな世界観を持つ独特な作品となっている。

また、プラモデル企画として『機動武闘外伝ガンダムファイト7th』が展開されることとなり、テレビアニメ版のスタッフによりキャラクターやメカニックのデザインが行われた。さらに先行して漫画作品が製作された。本来は島本和彦が担当する予定だったが多忙により不可能となり、アシスタントだったおとといきたろうに一任されたものの、それでも時間不足は補えなかった。また発表された雑誌が季刊であった「コミックボンボン増刊号」ということもあり、媒体への露出不足で人気が伸び悩んだため、結局プラモデルの発売は行われなかった。その後、おととい作画による第14回大会ネオジャパン予選を描いた読みきり2編『機動武闘伝GガンダムTHE NEXT GENERATION』が存在している。

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2009年02月26日 14:44に投稿されたエントリーのページです。

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