個人の意欲とやる気に基づく内面的な評価
他人と比較して、集団の中での位置を評価する「相対評価」に対し、個人の意欲とやる気などの <がんばり具合> を評価する方法のことだ。競争主義からゆとり主義への転換の中で現れた。
児童・生徒ごとに学校での活動が記録される指導要録では、教科学習の評価が記述される。従来は、テストでどれだけ点が取れたかということを重視し、集団の中で順位づけられる相対評価が主流だった。これは、学級や学年という集団の中で、その児童・生徒の知識の量がどの程度なのかを見るには有効な目安だった。
しかし、自ら学び自ら考える力などの「生きる力」という新しい学力観を見るには、テストの成績を基準にするだけは限界がある。絶対評価においては、たとえ成績が悪くても、努力して頑張っていこうとする児童・生徒を「生きる力」があると評価する。
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具体的に言うと、5段階評価で、これまで「集団の中で特に優れている」ことを意味していた「5」は、「特に高い程度で目標を達成している」と改められることになる。
新しい学力観に基づいた評価法を取り入れると同時に、これまで進学志望先など外部に向けて使われていた成績評価の役割は終わり、教師から子どもに向けたメッセージとしての側面が大きくなりそうだ。